たぐけんの投資と馬日記

株式投資と馬について思ったことを書いていきます

23年10月末のポートフォリオ

 

前月比 -8.0%  (TOPIX -3.0%)

年初来 27.1%  (TOPIX 19.1%)

レバレッジ1.29倍

月半ばでレバ1.1倍に落としましたが月末までに再びレバをかけ直しました。

 

in 森永乳業東洋水産、和弘食品、一蔵、ソシオネクス

out 中外、参天、イトーキ、ブロードメディア、あいHD、三井E&S

 

日々のボラティリティが激しく、精神的に疲れた1ヶ月でした。

持株新興の最後の砦、アズームとインフォリッチが崩れて万事休すでした。

 

新興銘柄の中ではサンウェルズ、カクヤスは買い値よりも下がってしまったため減らしました。

 

海外で食品を販売している企業の利益が出てきている感じがします。

西本Wismettacの中計、日清製粉の決算後の動きを見て、東洋水産を決算後に買いました。

米国で即席麺が売れていて、液体スープも前年比横ばいの予想でした。

和弘食品はその状況下でシェア伸ばしてきているので減益って事は無さそうだと思います。

 

最近ヨーグルトやアイス、お菓子の安売りが少ないメーカーだと思われる森永2社は今後も利益確保ができるのでは感じています。

身近な食品株を買うと価格調査が楽しくなりますね。

 

 

 

2023年9月末のポートフォリオ

前月比 3.5%  (TOPIX -0.4%)

年初来 38.1%  (TOPIX 22.8%)

レバレッジ1.18倍

 

in 

サンウェルズ、三菱地所中外製薬参天製薬、あいHD

out 

中国塗料、HENNGE、トヨクモ


サンウェルズは上方修正を発表した翌日と週明け2回に分けて買いました。

IPO時に調べて少量買ってすぐに売ってしまっていたので再インです。

2年後には今期のアンビスと同じ規模まで大きく成長する中計、開設施設増の計画で評価されなければ仕方ないくらいの気持ちでした。

疾患の選択が良く罹患期間、患者属性、医療者の負担のバランスが良いと思われます。

出来高からも株主がかなり入れ替わったのではないかなと想像しております。

*サンウェルズを買ったので、グロース枠としてHENNGE、トヨクモを売却。

 

ネクステージは不正発覚からの社長辞任まで一気の展開

中古車銘柄は国内仕入れ、海外で販売しているオプティマスには追い風に。

9/25 オプティマスグループ AUTOPACT PTY LTD株式取得

売上規模が2倍以上になるとても大きな買収劇。

IDOMは2015年、売上600億くらいのBuick Holdings Pty Lt の67%を117億で取得
オプティマスは売上1290億、営業利益57億のAUTOPACT PTY LTDをいくらで取得?
400億くらい?
自己株式売却、第三者割り当て、銀行借入、今後の資金調達手段と金額に注目です。

 

ユニバーサル園芸社

有報にてしれっと中計ローリング
令和6年6月期150億 → 令和7年6月期182億

9月1日リリースの泰成緑栄は1.6億で現金により取得
MAも順調に増えていますしある程度見えている目標なのだと思われます。

 

9/22 植田さんの日銀会見を見ました

デフレには決して戻らないと力強く緩和継続を訴えており、とても応援しています!

 

3月に骨髄移植を行いましたが、厚生労働大臣から感謝状が届きました。

良い事をしたんだなぁと改めて実感しました。

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2023年8月末のポートフォリオ

 

前月比 4.8%  (TOPIX 0.4%)

年初来 33.4%  (TOPIX 23.3%)

レバレッジ1.15倍

 

in 

カクヤス、中北製作所、ジェイエスエス、森永製菓、中国塗料、HENNGE、イトーキ、三井E&S

out 

エスプール、シンクロフード、太平洋セメント三菱製紙、ワンキャリア、Mマート、コメダ

 

今月は決算後にかなり銘柄を入れ替えました。

 

エスプールは悲しみの損切りとなりました。

農園とBPO成長期待に変わりはありません。

厚生年金の人数を見ると人材アウトソーシングの社員数が毎月100人以上減っているのが止まっていません。

前期3Qからは人材アウトのハードル低くなりますが、更なる業績悪化を織り込んでいるのかと判断しました。

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システムサポート 本決算

クラウドインテグレーションが好調持続
185名人員増加しても退職率は4.9%→5.4%(MAした会社での退職を除けば4.4%)

資格取得時間にも給与支払う、受験料も負担する、資格取れれば手当増。直近4.2%昇給。リモートワーク推奨。この打ち手で退職率低位推移。
前回中計は「最終年度の利益率10%が1番難しい」と言っていた分がローリングされ売上増加予定で確度高まる。
中身はクラウドのリセール部分が大きくなる予定。大企業のマルチクラウド化ニーズを捉えている手応えある様子。

中計利益目標は少し抑えている、のが前回中計との違い。

業種的に適正PERは15~20倍あたりで、利益上振れ分とオーガニック成長分での株価上昇を期待しています。

決算発表後株価が下落したため大きく買い増ししてみました。

 

ユニバーサル園芸社 本決算

関東のレンタル中心に好調、小売は光熱費負担重く減益
海外のレンタル伸び悩み
MAもあり今期は期初から強気予想(新人の2/3を関東に配属し、関東レンタルを増やす計画)

6/30グループのRolling Greens Incがインナーグリーン社のレンタルグリーン事業部を事業譲渡により約4億円で取得(売上は3億円くらい)

決算説明会資料には中計があり28年営業利益30億から純利益30億へ修正。

増配さえしてくれれば完璧なのですが。

 

 

カクヤス 1Q

飲食店向けが想定超の回復
特に個人飲食店が好調

個人店は当日、即日、少量であり、ここに対応するのはドミナントで人員数確保していないと厳しい、競争優位性にしている。

2022年10月酒の値上げで商品単価上昇。

他の酒販店がコロナで人員削減し、コロナ戻っても配送を隔日にしたり、新規個人を断ったりしている。

その個人飲食店がカクヤスに流れる→Mマートと同じ流れと感じる。

2023年も新卒100名採用、70名が配送業務

配達を100%内製化している。だから雨の日は顧客が申し訳なく思って逆に注文減らしてくれる。

最短1時間配送だと再配達がほとんど無い


配送方法は3つ

1、店舗からの配送

2、サテライトからの配送(今期中に25→32へ増加)

3、通常のルート配送

酒のマーケットは4兆円

売上1150億なので10%の4000億まで目指したい。

各業界トップシェアは10%くらいのところ多いから、それくらい行けるのでは。

東京から他の都市に広げていく

https://gekiryu-online.jp/2023/06/132962

 

 

利益率の低かった卸売、小売り企業が値上げにより利益確保できるようになってきていると感じます。

この大きな流れを上手く取り込んでいきたいですね。

街中での商品販売価格推移追っていく楽しみがあります。

 

2023年7月のポートフォリオ



前月比 -0.1%  (TOPIX 1.5%)

年初来 27.3%  (TOPIX 22.8%)

レバレッジ1.24倍

 

マザーズに比べTOPIXは最高値更新とバリュー株有意の展開が続いています。

植田日銀のナイスプレイにより月末で救われました。

 

【新規】

INFORICH:ChargeSPOTを全国に展開している。値上げをしており、赤字⇒黒字の時期、全国での圧倒的なシェア。会社の若手同僚に聞いた感じでは、「女子は荷物少なくしたい」「モバイルバッテリーは重たくて持ち歩きたくない」というニーズが高いことがわかりました。社内若手の認知度も8割と高かったです。

返し忘れの違約金支払いがレンタルの内1~2%あり、レンタルビデオに似た違約金がおいしいビジネスでもあると感じました。

ログミーさんの書き起こしで夏頃中計の発表、売上30~40%の成長、利益率30%以上を目指す、ことをコメントしているので、その当たりが出てくることを期待しています。

INFORICH/1Q売上高は前期比+107%の14.4億円 - ログミーファイナンス

 

太平洋セメント:最低限達成できる目標を組んでいること。セメントの値上げ価格交渉はすでに終えていること。「本来あるべき価格政策」を中計にて折り込んでいくという姿勢(特に国内の利益率が2%と低い)。に期待して購入してみました。

太平洋セメント/2024年3月期の営業利益は前年比+536億円の580億円を見込む - ログミーファイナンス

 

エスプールの決算は不安を払拭する良いものだと思いましたが、株価は行ってこい。

不安視されているのは農園ビジネスではなく、人材アウトソーシングのさらなる業績悪化なのか?

中計、利益率、これまでの実績、個人投資家説明会や株主総会での姿勢、ここまで売られる理由はないように感じて買い増ししています。

 

賃上げの浸透が中小企業まで及び、来年の賃上げがインフレ率を上回れば、日本株の黄金時代が到来すると期待しています。

その達成確度は高まったと思い、レバレッジ1.24倍にしています。(ヘッジ無し)

 

2023年6月末のポートフォリオ

前月比 12.9%  (TOPIX 7.4%)

年初来 27.4%  (TOPIX 21.0%)

 

今月はバリューもグロースも全てが上昇する皆ハッピーな相場でした

 

【新規】

名村造船所:船舶需要に対する追い風は記事でもよく見かけており、駄犬さんも決算後に考察されていたのを見て購入。個人投資家の方も何名も購入されている方がいそうで私が語るまでもなですが、トピックスをいくつか列挙したいと思います。

・2022年12月の経済安全保障推進法で重要物質に「船舶部品」入った、その結果設備投資に3分の1の補助金が出ることに。

・税制優遇も、2023年3月に新船購入の特別償却を20%から32%に引き上げる。税負担の軽減図る。

・2026年になるとリプレース需要と新燃料対応がダブルで効いてくる。貿易の99%を海上輸送が占める中、作れる国内会社も減り、需給の面から船価は黙っていても上がっていく「今治造船檜垣社長コメント」

・政府も安全保障の面からも、自国の海運、造船事業を支援したいということが明確にあるのだろう「商船三井池田会長コメント」

・海外造船会社も強気業績予想で株価好調

大宇造船海洋 [デウ・シッピング・マリ

Yangzijiang Shipbuilding Holdings

中国船舶重工集団動力

サムスン重工業

HD韓国造船海洋[HDコリア・シップビル

 

リスク

人員不足で受注分を期間内に引き渡せない可能性

ウクライナ戦争終わって欧州がロシアから天然ガス供給受け入れるようになると、LNG船の需要減るかも

世界経済上向き再び鉄鋼価格が上昇すると不採算案件増加するかも

日本では軍艦は作れない?

 

【買い増し】

エスプール

直近クープランドが変更報告書で5%以下保有になっており売圧力になっているかもしれません。

2Qからはコールセンターの下落分を農園とBPO事業で埋める形で業績が好転すると予想しています。

厚労省のサイトや、共産党の動きを見ても農園ビジネスに対する規制強化の動きは見られません。

株主総会コモンズ投信の対話動画も見ましたが、農園ビジネスは双方から必要とされているビジネスでやましいことは微塵もないと感じています。

株価は下落しており自分の見立てが間違っているのでは?と不安になりますが買い増しを続けております。

 

【売却】

INTLOOP

自ら四半期毎の売上と利益予測を出しながら、2四半期連続でそれを満たせない姿勢に何か焦りを感じました。

人員を増強したいなら初めから利益予想に幅を持たせておけば、余計な期待が膨らまなかったのではと思い、私は全て売却しました。

 

 

今月は日経マネーに掲載され、自分のことを記事にして頂く初めての経験をしました。

これからもファンダメンタルを重視した、中長期投資を続けていきたいと思います。

 

日本株はとても強い動きをしておりますが、

①人々のインフレマインドが醸成されつつある(インフレやむなし)

②実際に企業が過去にないスピードで値上げできている

③為替が円安方向で、日銀の緩和姿勢が変わらない

④賃上げが進み、値上げ→利益増加→賃金上昇のスパイラルができるかもしれない。

以上の点からも多少レバをかけてでも強気に日本株投資を進めていきたい局面だなぁと感じています。

 

 

2023年5月末のポートフォリオ

前月比 4.3%  (TOPIX 3.5%)

年初来 12.9%  (TOPIX 12.6%)

日経とTOPIXがとても強くなんとかついていくのが精一杯の状況でした。

引き続き賃上げが浸透すれば、マイルドインフレで日本株の黄金時代がくるかもしれないと期待しています。

 

【新規銘柄】

オプティマスグループ、2021年に主力で持っておりましたが、再度期待できると思い購入し直しました。

• 会社の強みは?
中古車輸出事業ではニュージーランドでシェア2位、オーストラリア向け強化中。
輸出自動車の検査事業が高収益。
• 会社の評価が変わるとしたらきっかけは?
豪州向けの増加

NZでの滞留在庫の消化による業績達成可能性の向上

→豪州とNZは同じ航路のため、豪州におけるバイオセキュリティ検査の滞留が無くならないとNZの滞留もすぐには解消しなさそうです、IRの方の判断では半年くらいの見積もり。

豪州は9割が新車市場でIDOM等は新車を扱っています。オプティマスグループはあくまでも中古車のみを扱う予定。

• リスクは?
外部指標で業績を予測することが困難

中古車価格下落の影響は今のところ特にない、理由は高価格帯のハイブリッド車の扱い多いからとのこと。こちらは高価格帯の中古車価格をウォッチしていく必要がありそうです。

 

ジャパンエンジンは株価上昇により保有上位に、造船市況が好転しており同社もその恩恵を受けそうと思っています。

 

【下落中で気になっている銘柄】

エラン、きずなHD、エスエムエス、DMミックス、マークラインズ

 

【持ち株の決算について】

ユニバーサル園芸社 3Q

売上利益共に順調
海外の利益率向上
フローに該当するグリーン売上が多いですがストック性のあるレンタルも順調です。

期初段階で下期予想は営業利益12億ほどでしたので4Q5.2億の営業利益でも通期では2億弱の上振れになりそうです。

海外グリーンについてはホテル向けイベントの再開が大きかった模様。

4月の新入社員は60名とのことで、業容拡大を期待します。

 

WDBココ 本決算

4Qも売上10億キープ
結局12%の増収増益で終了(特需除けばもっと上)

そして期初は保守的な計画
企業価値向上のため増配で41 → 75円
今期からMAしたWDB臨床研究が加わります

親会社WDBの中計資料にはCRO事業の計画も記載があります
2025年以降かなり意欲的だけどココ分がいかほどの予定なのか気になるところです

 

システムサポート 3Q

クラウドインテグレーション好調
サービスナウ売上が2Q比減少
Google Azure AWSは好調
顧客数が2Qから減少しており気になるところ

共通の販管費の増加の影響により利益が減少

北陸就職人気ランク2位は低離職率の賜物です
労働集約型なので心強い感じ

 

ワンキャリア 1Q

一部商品の前倒し計上があり大幅な増収増益
一部商品が無かった場合の数字も知りたいところです

→前倒し計上された具体的な商品内容や期ズレの影響額は開示しておりません。とのIRあり。

法人取引社数、求職会員数の伸び共に申し分なし
短信にHP上に動画載せてるよ、と記載あり

ワンキャリアの動画は掲載企業の知らなかった面も見えたりして社会人が見ても学びが多いです

 

ヤマエグループ 本決算

九州地盤の食品卸大手
食品関連事業の利益大幅増加
今期も買収した子会社の通年寄与、インバウンド需要増、業務用分野の回復想定

MAによる規模拡大を今後も実施
中計売上7200億 利益180億 達成確度高そう
値上げができる商品を扱う卸は利益改善見込めそうだと思っています

 

トヨクモ 1Q

売上は月次にて開示済み
利益は上期偏重予定、利益率も前年比UPしており申し分ない感じ
チャーンレートは低位安定
エンタープライズ事業の進捗が待たれるところです

 

2023年4月末のポートフォリオ

 

前月比 4.4%  (TOPIX 2.7%)

年初来 8.3%  (TOPIX 8.8%)

 

エスプール 1Q減収減益決算後に大きく買いました。

農園ビジネスと行政BPOは好調
1Q利益は計画値から上振れ、ということは通期達成確度は高そう。

とするとPER20倍前後の今の株価が割安に見えます。

 

Mマートを新規で買いました。

業務用食材卸サイトMマートを運営
村橋社長は飲食店経営経験から、中小卸と飲食店を繋ぐECサイト思いつき64歳でMマート創業

売り手の卸にも厳しく指導する
配達、集金無いのにリアルの取引先より安く出して当たり前!
リアル集金で100%回収できますか?
出店料は2年目にUP

Mマート自体は在庫を持たない

【2023本決算質疑から】
マーケット利用料2%に上げる時、退会、クレーム一件も無かった
配当性向30%目安
後継者まだ考え中
直接取引容認している、Mマートだけで無く業界全体の活性化を目指している。

【市場】食品卸会社は全国に3万店前後ありそう

Mマート全体で出店企業数1569社
まだまだ拡大余地はありそう

【競合】競合となる企業は現金取引のみだったり
自社で仕入れた商品のEC販売する形態だったり

 

先月買ったPOPERとcottaは減らしました

 

ワンキャリアは閑散期での決算不安か大きく下落しておりますがホールドしています

 

GSXはあの決算で一時マイ転していてビックリ

 

週末にザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー4DX3Dを見に行くのですが

家族4人 前売券➕ 4DX3D料金で1万円超え
それでもギリギリ予約できるくらいの混み具合

マリオフィーバー来るのか!