たぐけんの投資と馬日記

株式投資と馬について思ったことを書いていきます

2023年6月末のポートフォリオ

前月比 12.9%  (TOPIX 7.4%)

年初来 27.4%  (TOPIX 21.0%)

 

今月はバリューもグロースも全てが上昇する皆ハッピーな相場でした

 

【新規】

名村造船所:船舶需要に対する追い風は記事でもよく見かけており、駄犬さんも決算後に考察されていたのを見て購入。個人投資家の方も何名も購入されている方がいそうで私が語るまでもなですが、トピックスをいくつか列挙したいと思います。

・2022年12月の経済安全保障推進法で重要物質に「船舶部品」入った、その結果設備投資に3分の1の補助金が出ることに。

・税制優遇も、2023年3月に新船購入の特別償却を20%から32%に引き上げる。税負担の軽減図る。

・2026年になるとリプレース需要と新燃料対応がダブルで効いてくる。貿易の99%を海上輸送が占める中、作れる国内会社も減り、需給の面から船価は黙っていても上がっていく「今治造船檜垣社長コメント」

・政府も安全保障の面からも、自国の海運、造船事業を支援したいということが明確にあるのだろう「商船三井池田会長コメント」

・海外造船会社も強気業績予想で株価好調

大宇造船海洋 [デウ・シッピング・マリ

Yangzijiang Shipbuilding Holdings

中国船舶重工集団動力

サムスン重工業

HD韓国造船海洋[HDコリア・シップビル

 

リスク

人員不足で受注分を期間内に引き渡せない可能性

ウクライナ戦争終わって欧州がロシアから天然ガス供給受け入れるようになると、LNG船の需要減るかも

世界経済上向き再び鉄鋼価格が上昇すると不採算案件増加するかも

日本では軍艦は作れない?

 

【買い増し】

エスプール

直近クープランドが変更報告書で5%以下保有になっており売圧力になっているかもしれません。

2Qからはコールセンターの下落分を農園とBPO事業で埋める形で業績が好転すると予想しています。

厚労省のサイトや、共産党の動きを見ても農園ビジネスに対する規制強化の動きは見られません。

株主総会コモンズ投信の対話動画も見ましたが、農園ビジネスは双方から必要とされているビジネスでやましいことは微塵もないと感じています。

株価は下落しており自分の見立てが間違っているのでは?と不安になりますが買い増しを続けております。

 

【売却】

INTLOOP

自ら四半期毎の売上と利益予測を出しながら、2四半期連続でそれを満たせない姿勢に何か焦りを感じました。

人員を増強したいなら初めから利益予想に幅を持たせておけば、余計な期待が膨らまなかったのではと思い、私は全て売却しました。

 

 

今月は日経マネーに掲載され、自分のことを記事にして頂く初めての経験をしました。

これからもファンダメンタルを重視した、中長期投資を続けていきたいと思います。

 

日本株はとても強い動きをしておりますが、

①人々のインフレマインドが醸成されつつある(インフレやむなし)

②実際に企業が過去にないスピードで値上げできている

③為替が円安方向で、日銀の緩和姿勢が変わらない

④賃上げが進み、値上げ→利益増加→賃金上昇のスパイラルができるかもしれない。

以上の点からも多少レバをかけてでも強気に日本株投資を進めていきたい局面だなぁと感じています。