たぐけんの投資と馬日記

株式投資と馬について思ったことを書いていきます

2023年3月末のポートフォリオ

前月比 -0.8%  (TOPIX 0.5%)

年初来 3.7%  (TOPIX 5.9%)

総資産 11782万円

 

海外では金融危機が叫ばれる中、結局日経もPOTIXもマザーズもプラスの1ヶ月の中持株はマイナスでした。

主力のユニバーサル園芸社とWDBココが軟調だったのが大きいです。

 

本日のIPOココルポートを主力まで買いたかったのですが、指値が低く300株しか買えていません。

1、現在の事業所数に対する開設事業所数の割合

2、利益率向上

3、2024年診療報酬改定

4、好調な事業環境

この辺りを評価していたのですが、想像以上に初値が高かったです

当日の説明資料も詳細で分かりやすかったので仕方ない感じでしょうか。

 

給料が上がって、マイルドなインフレになって、消費が活発になれば日本の大体の問題は解決出来る気がするので

日本株の大相場が来てくれるのでは?

と期待しています。

賃金上昇こいこい!

 

2023年2月末のポートフォリオ

 

前月比 -1.9%  (TOPIX 0.9%)

年初来 4.6%  (TOPIX 5.4%)

総資産 11882万円

 

体感ではもっと減っているかと思っていました。

2月はなんと言ってもEDPの下方修正を喰らったことが痛かったです、しかも300株。。S安後の寄付で全て売却しました。

 

主力の決算メモです

WDBココ:

最も期待できる四半期かと思っていましたが予想よりは売上利益共に少し少なかったです。IRの方に確認しましたが今3Qから稼働した大型案件は短期ではなく、決算説明資料に記載した短期案件は3Qで終了する本当に短期のもの。とのこと。

事業環境は引き続き良いと思われますので少し減らしましたが主力で保有継続です。

 

ユニバーサル園芸社:

ストック性のあるレンタル事業が国内海外共に伸長。卸売、小売事業が光熱費上昇で増収減益。小売卸売は今年利益出すの厳しそうですね。

海外事業で利益が出るようになっている点が今までと違うと思います、減価償却費も減少傾向。

2Qまでで減益予想→増益になっていますが修正は無し。

株主総会でも現金の使い道について質問あったそうですが「MA案件のために取ってある」と言っていたそうで、増配は期待薄か。

 

新規銘柄

神戸天然物化学:

決算後に買いました。医療分野の開発ステージ案件が従来見通しから2倍近い上振れにより上方修正。

23年3月期は受注残が急増しており、生産能力引き上げが急務となるほど。

開発ステージ案件が量産ステージへ移行できれば、更なる売上利益の積増しが可能となる。

守秘義務があり具体的案件名が分からないので、確実な予測は困難だが、核酸医薬領域を多く受注しているのではと思っています。

 

トヨクモ:

2/20 Kabu Berryでの個人投資家説明会を聞き、買いました。

・やらない事を決めている(問合せ客にのみ販売し、自ら営業していかない。IRの個別対応は行わない)
・LTVが大事、だから低解約率のサービス目指す
・社員の年収1000万にしたい(優秀な人材の採用には必須と思っている)
・今の株価に満足していない(これは何度も言っていました)
・山本社長は自分の事を「運が良い」と思っている(ここがとても大事だと思っています)

この辺りが響きました、長期で応援したい会社だと思います。

 

バリュー株のターンが続いていますが、ポートフォリオは大きく動かさずにこのまま行きます。

 

2023年1月末のポートフォリオ

 

前月比 6.6%  (TOPIX 4.4%)

年初来 6.6%  (TOPIX 4.4%)

総資産 12118万円

 

子供2人のNISAと特定口座は総資産から除外し年初11363万からスタート

 

年明けは「今年は軟調な相場かなぁ」といった雰囲気だったのに終わってみれば世界的に株価好調で予想なんて当たらないものだなぁと。

 

エスプールは共同通信の記事で大きく下落。

当社の事業は障害者、雇用者、エスプール3者にメリットがあるとても優れたビジネスで、今後も法定雇用率が上がっていく事が確定しているので必要な施設だと思っています。

障害者雇用「代行」急増 法定率目的、800社利用(共同通信) - Yahoo!ニュース

 

大型株を日銀会合後に三菱UFJから日本製鉄に切替ました。

 

アズーム、GSX共に決算は申し分ない数字でした。順調そのものだと思っています。

 

買い増し:

EDPは12月に買ったぶんが含み損になったところでナンピン買いし、何とか上手くいきました。単結晶合成ダイヤには可能性を感じます。

ユニバーサル園芸社、2Q業績は好調を持続していると思い買い増ししました。

システムサポート、サービスナウ関連は2Qも好調そうで株価が高値更新しているところで少し買いました。

 

青山財産ネットワークス

税制改正で2023年から贈与の持ち戻しが3年から7年になることがプラス要因。

財産コンサルティングが本業で、顧客獲得のためADVANTAGE CLUBの組成を倍増させている。

ADVANTAGE CLUBを地銀や証券会社が顧客に紹介し、そこから顧客の財産コンサルを受託するという流れを作れるかに注目しています。

意欲的な中計と配当利回りの高さも魅力です。

 

ゾルベツキシマブの学会発表データから可能性を感じアステラス製薬を買ったのですが、証券会社と私の認識になかりのズレがあり、現状証券会社の予測を折り込む形で株価が動いていることから、自分の見立てが間違っていた可能性が高いと思い、全売却しました。

 

1月にプラスで終えられると精神的なアドバンテージがとても大きいです。

2022年12末のポートフォリオ

前月比 -5.0%  (TOPIX -4.7%)

年初来 -0.3%  (TOPIX -5.1%)

総資産 12096万円

 

2022年の市場は年初は円安と海外で稼ぐ会社には追い風、くらいに思って海外シェア高いニッチ製造業フルヤ金属、湖北工業を主力にしていました。

 

主力であったジャストシステムを決算後すべて売切

ジャストシステムを売却しました - たぐけんの投資と馬日記

5月末に-14%となりました。

 

その後徐々に持ち直し、微マイナスで終えられる事が出来ました。

 

今月は黒田ショックがあり、ついに日本もインフレ、利上げが本格化してくる予兆となりました。

この急落でポートフォリオを大きく入れ替えました。

WDBココ:買増理由はブログ参照

WDBココをPF1位まで買い増しした理由 - たぐけんの投資と馬日記

ユニバーサル園芸社:直近業績が良く自己資本比率が高いため、利上げの影響は少ないと判断しました。

 

来年は不景気に突入することは確定的な様子ですが、市場に居続けることを重要視しておりますので、このまま投資を続けるつもりです。

来年も良い年になりますように!

 

 

今年の利確、損切ベスト5

あと1営業日ありますがほとんど取引を行わないでしょうし今年の利確、損切ベスト5を集計しました。

 

損切から

−141 ラウンドワン、8−10月頃の月次が良かったので、株価下落時に買い増しを行い損失を広げました。2Q決算後に全損切り

−115 日経レバETF 2−3月のウクライナ戦争勃発時に短期的な反発狙いで手を出して損切りに終わりました

−91 メンタルヘルスT IPO時から注目して、初決算で失望売り。その後株価3倍になり悔し涙。

−66 ライトアップ 月次を見誤った。決算資料をきちんと見ないとダメ、安いには理由がある。

−61 グッピーズ IPO後の本決算で被弾

 

利確

+280 FX 9−10月の政府為替介入直後の反対売買、主に円売りドル買い、円売りNZドル買い

+130 新日本科学 イナリサーチTOB後に買い直し。年末の黒田ショック時に売り切り。

+124 プラスゼロ IPO後に800株買い、直後の上昇で半分売り、12月の決算後に売り切り。

+101 塩野義製薬 11月のゾコーバ承認前に買い、PTSで売り。you tubeで審議中継が見られたのは画期的でした。

+84 アズーム 2月の湘南投資勉強会後に買い、今も主力ですが利確もあり。

 

特にヘッジをかけている訳ではないのですが

日経レバETFとFXが上位に来てしまいました。

来年も収益機会を柔軟に探していきたいと思います。

WDBココをPF1位まで買い増しした理由

2022年12月に入って、黒田ショックがあり、その際にPFを大きく入れ替えました。

大きく買い増ししたWDBココについて自分が買っている理由を示しておこうと思います。

 

 

【何をしている会社か?】

製薬企業の医療用医薬品で発生する副作用情報の収集・管理をアウトソーシングしている会社

製薬会社は薬を発売したら、定期的にその薬を投与されて発現した副作用を当局(医薬品医療機器総合機構、略して機構)へ報告しなければなりません。その際集めた副作用を集計してまとめるお手伝いをしているのがWDBココになると思われます。

業務を丸ごとアウトソーシングするか、何名かを製薬企業へ派遣し副作用集計を手伝っています。



他社が行なっているCRO事業とはほとんどが「発売前の治験を受託し手伝うもの」になります。「今までにない新薬を患者さんの元に届ける」ための仕事はやりがいもあり、年収も高いため人気の職種となります。

一方WDBココが主力としている副作用情報収集・管理は既存の薬の副作用情報なので「大して面白くないし、やり甲斐もあまりない、だけど義務として発生するので誰かがやらないといけない」業務になります。

 

【市場規模はどのくらいか?】

社内ではファーマコヴィジランス部と呼ばれ、安全性情報の収集・管理、各国当局への申請を行なっています。

日本CRO協会の資料では2021年でPV関連売上が270億あります。これは協会の会員企業のみの集計値でWDBココは非会員になります。



私の勤めている会社でも2200名規模の製薬会社でPV部が63名、全体の3%近くがPV部となります。ちなみに営業部隊であるMR数は600名程です。

従いまして、PV業界の売上規模は製薬会社の中に隠れてよく見えない。というのが正直なところで、CRO協会の資料の10倍以上は確実にあると思われます。

 

【競合は?】

シミック、EPS、リニカル等他のCRO企業も副作用情報管理を社内で何割かは受託しています。ただ、あくまでも治験委託が主力のため、従業員の年収が高くなり、WDBココの様に低単価での受託ができないのでは、と想像しています。

副作用情報管理に特化している会社はWDBココ以外に見つけられませんでした。

 

【強みは?】

ズバリ副作用情報管理に特化しているところでしょう。

他社はCRO治験の片手間で行うため、人員単価が高くなり、単価低い人員雇えているWDBココにコンペで負けてしまいます。

副作用情報収集と管理は絶対に必要だが「つまらない」業務である点が重要なところかとおもいます。

 

【参入障壁は?】

特に規制がある業界ではありませんので、他社の参入は容易で障壁は高くありません。

取引を重ね、実績を積み重ねることで信頼を勝ち取り切替されにくくはなるかもしれません。

 

【既存顧客との取引継続性は?】

上場前から下記4社の売上が多くなっており、継続性も高いものと推測されます。

特に中外向けがダントツで多く、2021年の特需も中外のコロナ患者へのロナプリーブの副作用調査ではないかと想像しています。

中外

ラク

リリー

アッヴィ

 

【説明資料記載の大型案件について】

3Qより稼働、毎月売上計上する契約形態、これに向けてしっかり人員は確保できている。

【人員について】

2022.10 520名 エンジャパンより さらに12月10名募集。臨時雇用者が期初に91名いる。期初494から520だと26しか増えてない事になる。さすがに説明資料の記載からそれは無いか?例年と同数の臨時50で現在正社員470名くらい、期末には500名が妥当なところか。それでも人員25%UP

2022.3  403名

2021.8 432名 マイナビより臨時雇用者数91含めた数字だと合致

2021.3. 342名

2020.3. 277名

2019.3. 242名

2018.3. 202名

 

【買い増しした理由】

大型案件が3Qより稼働(なのに2Qでも特需のあった前年超えの好業績)

そこへ向けて人員の確保が想定通りできている、しかも人員数UP率を見ても大型案件の規模の大きさがわかる。

ひょっとすると他の海外メガファーマからの受託である可能性もある。有報出るまで確認できないかもしれませんが。

 

2022年MR削減を実施したファイザー、ノバルティス、J&J(ヤンセン)はPV業務も外注開始している可能性あると思われます。

 

2022年11月末のポートフォリオ

 

前月比 +7.3%  (TOPIX +2.9%)

年初来 +5.0%  (TOPIX -0.4%)

総資産 12733万円

 

持株上位が決算後上昇したため、TOPIXを上回る成績になりました

 

GSX 2Q

利益率が15.9%まで上昇

インシデント発生から教育・コンサルへの流れ継続

リスキリングの国策追い風

兼松エレクの持分増加

SecuriSTの受講者数3ヶ月で973名増加し3476名 とても順調です

 

アズーム 本決算

受託駐車場台数が順調に伸び、CarParkingOneで集客連携も抜かりなし。

中計達成確度も高く安心して保有できると思います

 

ユニバーサル園芸社 1Q

海外部門が1Q初めての黒字化!

クリスマスシーズン以外でも海外で利益出るようになったのは大きいです

光熱費の上昇ある中でもグリーン事業が業績を引っ張っており安心感があります

2Qが楽しみな好決算だと思います

 

WDBココ 2Q
売上で初の四半期10億突破
利益額でも短期大型案件のあった前年2Qを上回る素晴らしい結果でした
採用も順調で契約もとれているであろう事から、下期での業績上振れ確率はかなり高まりました

 

ワンキャリア 3Q

2Q時の会社予想に比べ

売上:想定内 利益:想定超 社員数:数名未達

法人取引累計社数1537(+281)

スカウトサービスも利用顧客一覧開示あり

とても順調ですね。ワンキャリアライブは本当に良いコンテンツだと思います

 

システムサポート 1Q

クラウドインテグレーション事業が売上57%増加で利益率14%維持

サービスナウ、Google cloudの受注好調

システムインテグレーション事業は採用が好調で営利減少

退職率5%以下の強みですね

労働集約的な事業で採用が順調であれば業績の安心感があると思われます

意欲的な中計もあり、新規で購入しました

 

タカヨシ 本決算

出店40店舗は意欲的で良いと思いますが、直近電気代の高騰があり、利益削られますとのアナウンスもあり若干懸念点があります。

ビジネスモデルは素晴らしいと思うので大きくなって欲しい企業です。

 

【売却】

インテージ 1Q

消費財・サービス ヘルスケア 共に進捗悪く、特にヘルスケアのリサーチ事業が利益の源泉なのですが、案件抑制からの回復遅れと非常に良くなかったです

2Q、3Qで挽回できるのか心配になり売却しました

 

ラウンドワン 2Q

海外好調、国内微妙な修正となりました

コロナ感染者数拡大傾向、電気代高騰、フィディティの保有減少

決算が良かった他の株の購入資金とするために売却しました

 

保有上位が育ってきており、良い感じのポートフォリオになってきたのではと思っています。