最近主力化しているオプティマスグループについて分析してみたいと思います。
- なぜこの銘柄に興味を持ったか?
割安で配当利回りが高く、個人で買っている人が少なそうな超小型株だったから。
- 会社の強みは?
中古車輸出事業ではニュージーランドでシェア2位、輸出自動車の検査事業が高収益。
- 会社の評価が変わるとしたらきっかけは?
検査事業の復活による上方修正
- リスクは?
売上の92%がニュージーランド。流動性が非常に低い。外部指標で業績を予測することが困難。
直近の事業環境は中古車輸出台数の回復と、中古車価格の上昇、NZドル円の円安傾向と非常に良い事業環境となっており、2021年3月期も4Qで3回も上方修正を行っています。
2021年3月期4Qの好業績が今後も継続されるのか気になるところです。
今期の予想を見てみると、
2022年3月期は増収増益ではありますが、増益幅は少ないような気もします。
各セグメント別ではどうなっているのか?
高利益率の検査セグメントの回復が遅れる予想。
IRの方に検査手法の変更と関連経費増加について、今期も続くのか確認してみました。
回答としては「2021年5月以降はNZ一次産業省(MPI)での監査方式の見直しが行われ、再監査量も大きく減少し、滞船発生頻度も少なくなりました。MPIから請求される監査費用も減少しており、費用増加は一時的なものであると認識しております。」
とのことで、検査セグメントの利益回復は予想よりも早そうであると感じました。
NZでの中古車販売台数はよくわからなかったので、新車販売台数をマークラインズさんの資料から見てみました。
赤四角は2021年1-3月と4-6月を表しています。
非常に好調な販売台数で中古車もこれに準ずるくらいの好調な販売台数であることを予想します。
直近株価はバイク王やIDOMの好決算により中古車銘柄全体的に上昇しておりますが、上場当時は2500円台だったことを考えると今期の業績次第では2000円台まで株価が戻ってもおかしくないと思い主力で持つことにしました。
今月超長期のバリュー投資家であるコムストックさんもブログで購入を報告されており力強い限りです。